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屋根リフォームに欠かせない「改質アスファルトルーフィング」
近年の屋根のリフォーム工事では屋根の防水シートも検討に重要な要素となってきました。
錻力屋でも屋根リフォームのご提案には、標準で改質アスファルトルーフィングを採用しております。改質アスファルトルーフィングは通常のアスファルトルーフィングより高耐久と言われております。
色々なルーフィングシートのメーカーが商品を出しておりますが、私共はルーフィングシートへのこだわりを持ち、安心して長く暮らしていただける屋根を目指しています。その中でも重要視している点をお伝えします。
不織布製ルーフィングを標準採用
ルーフィングシートには大きく分けて「紙製」と「不織布製」があります。
錻力屋では 不織布製ルーフィング を基本仕様としてお見積もりに組み込んでいます。
紙製ルーフィング:安価だが吸水・劣化しやすく、耐久性が短い。
不織布製ルーフィング:強度・耐久性に優れ、長期間にわたり雨水から建物を守る。
コスト差はそれほど大きくありませんので、安心のためにも不織布製をお選びいただくことをおすすめします。
アスファルト層の違いと防水性能
ルーフィングシートは製品ごとに「アスファルト層の数」が異なります。
通常品:2層構造
粘着層付タイプ:1~2層+粘着層
最高級品:3~4層構造
アスファルト層が多いほど防水性が高まり、耐久性も向上します。使用されるルーフィングシートはアスファルトが何層あるのかを確認することが大切です。
錻力屋では、不織布基材+改質アスファルト2層以上の構造の製品を標準採用しています。
採用製品のご紹介
◆ 常裕パルプ工業 サンライトG(改質アスファルトルーフィング)
特徴:合成繊維不織布層が2層。一般的な製品(原紙1層+不織布1層など)と比べ耐久性・強度に優れる。
メリット:他社製品より軽量で、屋根重量を抑えたい工事に最適。
構造:両面不織布+2重アスファルト層+紙(アスファルト含浸)。
◆ 常裕パルプ工業 サンシールHG+(粘着層付 改質アスファルトルーフィング)
特徴:粘着層によりタッカー針や釘・ビスを打つ数が少なく、防水リスクを低減。
強み:他社の粘着層付製品よりもアスファルト層が1~2層多く、防水性が優れている。
構造:特殊不織布+紙(アスファルト含浸)+2重アスファルト層。
製品比較表(錻力屋調べ)
改質アスファルトルーフィング、粘着層付改質アスファルトルーフィングで有名な商品との比較表です。2025年8月時点での錻力屋調べとなっておりますので今後変更となる可能性がございます。

まとめ
屋根リフォームをご検討の際は、仕上げ材(屋根材)だけでなく下地に使われるルーフィングシートがどのようなものかをぜひ確認してください。
錻力屋では「不織布基材」「改質アスファルト2層以上」を基本仕様とし、さらに施工現場に応じて粘着層付など耐久性・防水性に優れた製品をご提案しています。
安心できる屋根は、見えない下葺き材から。ぜひご相談ください!
